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【PLAY ARTS改】『DISSIDIA FINAL FANTASY』 ライトニング【購入レビュー】


Game Character @2015

突破口を見出す! ファイナルファンタジーシリーズの垣根を超えたディシディアファイナルファンタジーから、ライトニングが登場。女性らしさと戦士としての強さを兼ね備え、彼女のキャラクター性をしなやかなフォルムで表現しました。特徴的なヘアスタイルにはクリア成形により、原画の持つ透明感を演出。また随所に軟質パーツを採用し、背中のマントはクリックボールで可動が可能など、躍動感を楽しむことが可能。細部の装飾品や剣モードと銃モードの2種類をそろえたブレイズエッジなど、ライトニングの魅力が余すことなく再現されています。

商品名 :プレイアーツ改 ディシディア ファイナルファンタジー ライトニング

原作  :ディシディア ファイナルファンタジー

メーカー:スクウェア・エニックス

造形師 :不明

発売日 :2018年01月

価格  :15,984円(税込)

 

■パッケージ

今回は、自分が今で購入してきたプレイアーツ改(直近は「FF15 アラネア」)のパッケージよりも、幅が一回り小さめのパッケージでした。

ただ、プレイアーツ改ではお馴染みの、箱に入れたままでも飾れる仕様は変わらず。

扉の開閉にはマグネットが仕込まれています。

 

■仕様 / 付属品

●フィギュア本体

●交換用手パーツ(開:左 ×1,持:右 ×2)

●ブレイズエッジ(剣形態)

●ブレイズエッジ(銃形態)

●ブレイズエッジ収納形態用パーツ

●組立式ディスプレイ

【フィギュア本体】

サイズは、約23.5~24cm(実測)。

向かって左から、2013年発売「LRFF13版」、今回の「DFF版」、2010年発売「FF13版」。

向かって左の無印(FF13版)と比べると、少し大きめのサイズ。

向かって右の「LRFF13版」とはほとんど同じサイズでした。

ちなみに、「スタティックアーツ バスト版」との比較はこんな感じ。ほぼ同スケールだと思います。

【交換用手パーツ】

画像がなくて申し訳ないんですが、武器持ち手(右)は剣形態用と銃形態用がそれぞれ付属してました。左手用交換パーツは開き手のみ。

【ブレイズエッジ(剣形態)】

無印(FF13版)に付属していたもの(上)と比べると、本体同様少し大きくなってました。

 

■可動範囲

【首周り】

髪と襟が干渉するので、流石に1回転は厳しいですが、左右はそれなりに動かせます。

ただ、上下にはほぼ動かせず。

【腕周り】

可動は良好。ただ、左肩にはアーマーがあるので、右肩よりも可動は制限されます。

何か曲げるの途中で止めちゃってますが、肘はもうちょい曲がります。二の腕は回転するような構造はなかったですが、肘に装飾がなく、ボールジョイントで外側/内側に捻るような腕の動きも可能。

EndFragment【胴周り】

アラネアとは違って、前への可動は良好。逆に後ろへ反る動きは不得意。

ねじる動きは得意。干渉するものも無いので、1回転も出来そう。

【脚周り】

2段可動なので折りたたみも可能。

スカートの横にスリットが入っているので、開脚は割と出来ます。ただ、左ももに干渉する装飾があるので、左右の脚で可動域が異なります。

股、膝ともに関節はクリック式。付け根近くで太もも回転あり。

EndFragment

【衣装装飾】

マントはボールジョイントで接続されてました。ただ、どうせなら赤色にしてほしかったです。

 

■各部詳細

頭目線で見ると出来は良好。ライトニングの凛々しい雰囲気を掴めていると思います。

その他、顔について言いたいことは総評にて後述。

無印(FF13版)と頭部中心で比較。アイプリもさることながら、髪の造形も全くの別物。

LRFF13版とも、同じく頭部中心で比較。目つきも違いますが、頬(エラ?)がスラッとした印象。

参考がてら、以下「FF13版」「LRFF13版」「スタティックアーツ バスト版」のレビュー記事へのリンク載せておきます。お時間が許すならどうぞ。

 

■ギャラリー

せっかくなので、無印(FF13版)のブレイズエッジも一緒に持たせて二刀流。

ポーズをとらせるセンスなくて、割と辛いので、他ライトニングと絡める気力はなかったです...

 

■総評

満足度:★★★★☆

ライトニングが『ディシディア』版として登場。これまで『FF13』版(再販あり)、『FF13-2』版、『LRFF13』版と発売されているので、今回がプレイアーツ改では4回目の立体化となります。

まず顔についてですが、流石にパッケージのサンプル程ではありませんが、既述のように凛々しい表情で美しく、製品版(量産品)となってもライトニングと呼べる出来に仕上がっているように感じました。アイシャドウは省略されてるっぽいですが、アイプリも綺麗で、頬(エラ?)もシャープに整えられており、同キャラの過去の立体物と比べても、よりCGモデルに近づいたという印象を受けます。ただ、人によっては「凛々しい」というより「目つき悪くなった」と感じる人もいるかも。また、個人的には下から見た時に違和感を受けました。口元の造形のせいなのか、何となくインパルスの板倉さんに似てるなーなんて思っちゃったり(こう感じるのはは自分だけかも)。あと、唇の色が濃すぎるようにも思いました。

造形については、髪をはじめ装備や武器など全体的にシャープに成型されていて、最近の立体物を鑑みても、この辺は流石に成熟してきたな、と思います。個人的に気に入っているのは太ももの造形。程よく鍛えられた感じがフォルムに表れていて綺麗だと思いました。そして、多くの方が造形面で不満に思うのは膝だと思います。直立させたときに関節があからさまに見えすぎ。関節にボールジョイントを採用したティナ(今年5月発売予定)は、他メーカーと同様に上手く隠されているので、出来ないというわけじゃなく、ライトニングというキャラを考えた結果、可動範囲を広げるために、見た目を犠牲にして2段可動を採用したんだと思います。・・・にしても、もう少し何とかならないものでしょうか。ちょっと怖いし。同構造を採用した立体物は今までも多くリリースされてますが、今回は素足なので違和感があり目立つ結果になってしまった感じですね。

塗装については、やはり細部を見ると粗が目立ちますが、全体的には問題なし。今回も顔(口の右端)に消えない汚れがありましたが、ほんの些細なもので全然目立たないので、五十歩くらい譲って許容範囲という感じです。価格を考えればありえないですが。良い意味で驚かされたのは、へそピアスまでちゃんと塗装されてたこと。見えづらい部分ですが、しっかりしてると感じました。

可動については、ライトニングが比較的シンプルなデザインということもあって、かなり良好。特に肩回りがすっきりしていると一層そう感じます。ストレスをあまり感じることなく動かすことが出来ました。バランスもとれやすく比較的自立もさせやすかったです。

総評的には、細かく見ていくと残念な部分はありますが、全体的にはかなり高品質で、満足度も高いという感じです。前述の顔は勿論のこと、『FF13』版、『LRFF13』版と並べると、プロポーションがより人間に近づいているのが良いですね。ただ、相変わらず個体差もあるみたいなので、品質が安定しないという印象はどうしても残ります(最近はかなり減ったように思います)。今回のライトニングは、個人的に非常に好きなキャラで、どうなることかと不安でしたが、蓋を開けてみれば結構良い出来で安心しました。一応『ディシディア』版となっていますが、自分が知っている範囲ではデザインが『FF13』版と変わらないので、実質的なリメイクという位置づけに捉えて良いと思います。『FF13』版で不満を持っていた人は是非ぜひ購入をお勧めする1体です(言われなくても購入してると思いますが)。以上、購入レビューでした。\_ヘ(・ω・,,`)♭

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